( ゚∀゚)ノィョ―ゥ
GWも間近に控え、フランスの「モン・サンミシェル」やイタリアの「フィレンツェ」を巡る旅行を、行く予定も無いのに企画して楽しむ今日この頃、みなさんはいかがお過ごしですか?
今日は以前より、気になって眠れずにいた「Match Move」に挑戦したいと思います。
Match Moveとは何か?
簡単に言うと、実写の映像にCGを合成する技術の事です。
youtubeやニコニコ動画には、色々なMatch Moveの動画が投稿されています。
そんなCG技術の猛者たちが造った動画は、非常にクオリティの高い作品ばかりで、私の心を魅了しやがります。
今回は無謀にもそれに挑戦しますよ。
まず、Match Moveする為には何が必要か?調べました。
それは、「カメラトラッキングツール」だ!!
コイツは何をするかというと、既存のムービーからカメラの動きを抽出してくれる、とてもありがたいツールなのであります。
勿論、無料のツールを探しましたよ。えぇえぇ
そして、「voodoo camera tracker」というツールを見つけたのですが、使ってみると遅いし、終わったと思ったらエラーばかり吐き出すので、燃えるゴミの日に投げ捨てました。
(私の不徳のいたすところなのは重々承知ですよ)
んで、次に目をつけたのがAfter Effectsに標準搭載されている「3D カメラトラッカー」です。
手持ちのAfter Effectsにて、トラッキングが出来ましたので、そこからご紹介します。
まず、After Effectsのコンポジションパネルに合成前の動画を配置して、
「エフェクト」→「遠近」→「3Dカメラトラッカー」でエフェクトを掛けます。
すると、3Dカメラトラックの分析が始まります。
分析時間は動画の長さに比例しますが、それでも「voodoo camera tracker」に比べると体感速度は早いです。
んで、After Effects上にカメラを配置してくれます。
(ここまで自動です)
分析が終わると、動画上に「トラックポイント」なる✕印しがアチラコチラに打たれているのが見て取れますね。
(この各ポイントが動画の奥行きを算出しているのかな?よくわからんが)
どれでもいいので、トラックポイントを選択後右クリックで「ヌルを作成」を適用します。
同じ作業を、数カ所のポイントに適用します。
(だいたい4.5ヶ所ぐらいかな)
以上の作業で出来た、カメラと各ヌルポイントを全て選択して、3dsmax上にエクスポートします。
(※エクスポートにはフリーの「AE3D EXPORT」プラグインを利用します。)
エクスポートされたデータは「MAX Script」なので、「スクリプトを起動」よりインポートします。
すると、↑図のようにAfter Effects上のカメラと、数個選択したヌルオブジェクトが3dsmaxのビューポート上に読み込まれます。
ここまでは至って簡単だったのだが、ここから1つ問題が・・・読み込んだカメラデータは3dsmaxの平面グリッドと並行ではないのです!なので位置合わせは自力でやるしかありません。(泣)
(今回はこれが異常に面倒くさかった、解決策はそのうち考えよう)
ビューポート上に合成前の動画を取り込んで、それと3dsmaxの「平面形状」を上手くマッチングさせます。
ここは根気のいる作業なので、お得意の「適当な所で切り上げる作戦」でイイ感じの所で無理やり終わらせて、
配置した平面形状に「Matte/Shadow」のマテリアルを適用します。
これのマテリアル適用は、影付けの為に必要な工程なのです!
あとは、ライティング用にスカイライトと、合成したい好きなオブジェクトを配置して、動画としてレンダリングです。
とまあ、今回取り急ぎでご紹介した「Match Move」の作成手順ですが、これが正解とは全く思っていません。
何故なら!完成した作品は、動画とCGがズレまくっているからさ!(どやっ
まあ、そのへんは、おいおい研究しつつモノにして行きますよ。
取り敢えず、今回の工程にて出来上がりました動画です↓是非見てやって下さい。
という事で、今日はこのへんで
またね( ̄o ̄;)ノ