今季、春アニメ全64本の中から厳選した内の一つであります、「ルパン三世」を見てしまった訳ですが、放送前のPVはめちゃくちゃカッコイイー感じで、「ハードル上げすぎじゃね?」と思っていましたが、これがなかなか面白くて、これからの展開が期待できる作品に仕上がっております。
この新作ルパン三世は、TVアニメシリーズでは実に26年ぶりらしいですが、今作品の一番の特徴は声優陣の一部変更ではないでしょうか。
ルパン役の栗かんと、次元役の小林さん以外は、一新されました。
やはりというか、銭形のとっつん役の納谷さんとかは、声聞いててもやばい感じがしてたので、しかたないかなーと思います。(非常に残念ですけど)
アニメというコンテンツは声優の役割が異常な位大事でして、声優が変わればその作品に違和感が出て、急速なファン離れが進行する事も多々あります。
元祖ルパンの山田さんがお亡くなりになったときに、代役という形で栗かんが抜擢された、「くたばれノストラダムス」も、ものまね四天王の栗かんがいくら頑張った所で、違和感出まくりで、ストーリーは良かったのですが、見るに耐えない作品でした。(※現在の栗かんは、ルパン役が板に付いていて素晴らしいとは思いますが、もう少し演技力をなんとかしてくれ。)
という訳で、個人的に気になっていた、今回の新作ルパン三世の声優陣の評価はというと、「まあ、いいんじゃね」という感想でした。
まったく違和感無く演じるのは不可能という事は理解した上で、「峰不二子役のみゆきち」は以外にハマってました、「銭形警部役の山寺さん」は、あまり見せ場が少なかったのですが、クールなとっつあんて感じで今のところはただの「エヴァの加持さん」でしかありませんでした。
早く山寺さんの「ルパアーーン、逮捕だぁぁ」の声が聞いてみたいっす。
五右衛門と次元は、残念ながらまだ登場しませんでした。
今作品は作画自体がクールでハードボイルドで懐古厨が泣いて喜ぶ、原点回帰な絵なので、今回はおちゃらけのシーンとかはあまり無いのかも、と思ったりしました。
萌アニメ全盛のこの時代に、若者に受け入れられるかは微妙な所ですが、あえて勝負にでた
このルパン三世を全力で応援したいと思いますよ。
しかしながら1クールで終了という事実だけがどうも解せません。